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地鎮祭20150611 [根知だより2015]

6月12日(金)午前

 今日は梅雨らしい天気です。ジトッとしてアジサイとカタツムリがピッタリな風情。田植えから30日経過すると中干しのタイミングに入りますが、今年は比較的気温が高めに推移したため、分げつが平年より進み加減で、生育抑制をはかり、弱小分げつを最小限に抑えることが重要になります。

 昨日11日は、神官をお願いして地鎮祭を執り行いました。昨年3月から杉材の伐り出しを始め、来年28年春の着工に向けて、設計・許認可の作業を進め、晴れて建設予定地の地鎮祭の運びとなりました。工期は丸二年とかなりの長期戦を予定しています。竣工は平成30年3月末、供用開始は同4月末の予定です。

 「出荷管理棟」 現在の出荷作業場が老朽化したことと、冬の屋根雪の除雪対策を考えて、現在の機能を移転する目的で建設するものですが、基本的なコンセプトは、根知谷の木、石、土を使い、根知谷の職人の技で建てる本格木造建築です。昔はほとんどの資材を地元で調達し、建築し、補修し、長く大事に使ってきたものです。何とか、少しでも、そんな要素を取り入れて、根知谷らしい建物にしたいと思います。

 早く、安く、見栄えよく。そんな時代に逆行するようなものですが、何とかやり遂げたいものです。すでに製材され、天然乾燥している部材も、最大最長の梁になるものは12mです。80年生の杉材ですが、近寄ると自然の生命力を感じることができます。どうぞ近くに立ち寄られる時は、出荷管理棟建設予定地周辺の変化をご覧ください。

 
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