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「TPP」への反応を見て [農村だより]

 11月5日金曜日午前

 最近急に報道が多くなった「TPP」ですが、

 環太平洋の自由貿易化を進める

 環太平洋パートナーシップ協定

 に関して、各方面からの反応を見ていて感じたことを少し書いてみます。

 当然ながら「反対」を強く表明しているのは、JA全中ですね。

 農業者団体が拒絶反応を示しています。

 それに引きずられて、政治家も腰が引けてしまっています。

 農林水産省は、国家のため、日本の農業のため、と言いつつ省益を死守します。

 相変わらずの光景ですが、ひとつ言いたいのは、

 JA全中の中身を見れば分かるとおり、反対しているのは高齢農家と組織の上層部です。

 後継者のいない農家の団体が、政府に圧力をかけて何になるのか。

 実際の農業の現場では、自分が耕作を辞めてしまったら、あとは荒地に戻るだけの田んぼです。

 今までやってきた農協の役員、全農の役員、農林水産省の官僚、農林族と言われる

 政治家の皆さんに言いたいですね。

 「何をやってきたんですか、あなたたちは」と。

 自分の家の農地についても、あとの責任を持てない人間が、

 どうして国家の今後の行き方に「反対」だと言えるのか、その神経がわからない。

 あまりに無責任で、あきれて見ています。
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